Linux サーバ構築 ( Fedora Core5 ) - WEBサーバ

apache2 - 3.WebDAV の設定

apache を WebDAV サーバとして使用する場合の、httpd.conf などの設定方法です。php ファイルを ソースコードとして扱うための設定も行ないます。

  1. httpd.conf の編集

    WebDAV の対象のフォルダの設定を行ないます。WebDAVユーザ の認証方法などもここで指定します。

    /etc/httpd/conf/httpd.conf
    ##  WebDAV module configuration section.  ##
    Alias /davroot /var/www/html  WebDAV の対象のフォルダ。環境に合わせて変更してください
    <IfModule mod_dav_fs.c>
        # Location of the WebDAV lock database.
        DAVLockDB /var/lib/dav/lockdb
        <Location /davroot>
            DAV on
            ForceType               text/plain  ソースコードとして扱うために必要
            LimitRequestBody        10485760    max file size を 10M に制限
            Order Deny,Allow
            Deny from ALL
            Allow from 127.0.0.1/32 192.168.1.0/24  環境に合わせて変更してください
            AuthType Basic
            AuthName "needs permission"
            AuthUserFile "/etc/httpd/conf/.webdavpasswd"  環境に合わせて変更してください
            Require valid-user
        </Location>
    </IfModule>
    
  2. php ファイルを ソースコードとして扱うための設定

    デフォルトでは、php ファイルは、ソースコードではなく実行結果が転送されてしまいます。これを防止するため、下記の設定が必要となります。
    まずLocationMatch により、WebDAV フォルダ以外の場合についてのみ、 php ファイルを php5-script ハンドラ にマップするように設定します。

    /etc/httpd/conf/httpd.conf
    ##  much not /davroot/... (perl regexp) -> php excutable
    <LocationMatch "^(?!/davroot/).*">
        AddHandler php5-script .php
    </LocationMatch>
    

    デフォルトの設定の AddHandler をコメントアウトします。(include される php.conf に記述されています。)

    /etc/httpd/conf.d/php.conf
    #
    # PHP is an HTML-embedded scripting language which attempts to make it
    # easy for developers to write dynamically generated webpages.
    #
    
    LoadModule php5_module modules/libphp5.so
    
    #
    # Cause the PHP interpreter to handle files with a .php extension.
    #
    #AddHandler php5-script .php この行をコメントアウトする
    AddType text/html .php
    
    #
    # Add index.php to the list of files that will be served as directory
    # indexes.
    #
    DirectoryIndex index.php
    
    #
    # Uncomment the following line to allow PHP to pretty-print .phps
    # files as PHP source code:
    #
    #AddType application/x-httpd-php-source .phps
  3. WebDAV ユーザのパスワードの作成

    初回のみ -c オプションをつけると、パスワードファイルが作成されます。

    # htpasswd -c /etc/httpd/conf/.webdavpasswd myname WebDAV ユーザ名を入力
    New password: ****
    Re-type new password: ****
    Adding password for user myname
  4. httpd デーモンの再起動
    # /etc/init.d/httpd restart
  5. WebDAV のテスト

    WebDAV クライアント(windows のファイル・エクスプローラのネットワークプレースの追加 など)により、接続を確認します。

( 最終更新日時 : 2008/08/31 21:24:48 )

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